「アポロ11 完全版」を見てきました

apollo11-movie.jp
初日に見てきました。大変結構でした。映画がすごいというより現実の「アポロ11」というミッションがすごいのかもしれません。月に行くという目的自体のすごさと、それを達成するための超巨大なプロジェクトを完遂するということの両面で。また、映像、音声ともすべて当時のもので、ありがちな「ここが現在の〇〇です」とか現在の関係者による「あの時俺は〇〇と言ったんだ」とかいうインタビューとか一切なし。50年前の映像とは思えないような画面が頻出。70mmフィルムの部分でしょう。最初の方の巨大な発射台が自走しているシーンとか。静止画ですが月面の着陸船を写したものとか。宇宙船内の画像とかはプアはプアだけど、適切に編集されて違和感ありません。あと、お気に入りのシーンは月面から上がってきた着陸モジュールと司令船のランデブー。それぞれの固定カメラから撮ったのであろう映像を同一画面に並べているのは映像の鮮明さと相まってなかなかのものでした。万人が見るべき、とは言いませんが良い映画でした。ただ、初日とはいえ、平日の朝一番の回だったせいか、お客さんはかなり少なかったです。