- 作者: 久慈光久
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/02/15
- メディア: コミック
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14世紀、今で言うドイツとイタリアの境に位置する「ヴォルフスムント(狼の口)」と呼ばれる関所を舞台にしたお話。要するに後にスイスとなる地域の人々がハプスブルク家からの圧政に反抗し、戦うわけですが、大きなストーリーはいいとして、個々具体的なエピソードのひどいことひどいこと(誉め言葉です)。おおむね、関所を預かる代官の冷酷さによるのですが、人がポコポコ死にます。実は電子書籍サイトの失効間近なポイントが900円分ほど有り、それで最初の2巻を読んで、あまりのひどさに残りの3巻、4巻も読みたくなって即行でダウンロード購入しましたよ。シャープな絵柄、アクション描写のスピーディーさ、女性は魅力的で、男性はかっこよいとマンガとしての魅力もなかなかのもの。物語は佳境というところで4巻が終わっているので早く続きを出して欲しいです。